名残惜しいけど山のB&B「gnamognamo(にゃもにゃも)」さんを後にして、フィレンツェからボローニャに移動する日。
フィレンツェからボローニャへの移動は、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、ナポリなどイタリアの主要都市を結んでいる高速鉄道.Italo(イタロ)を利用しました。
真っ赤な車体がかっこいい.Italo(イタロ)は、フェラーリの会長さんたちが設立したNTV社の運行によるもので、車体のデザインもイタリアの有名な工業デザイナーが手がけているそうです。
日本の新幹線みたいなものですが、さすがイタリア!と言いたくなるスタイリッシュなボディですね!
Contents
.Italo(イタロ)の切符の取り方、3つの方法。
この時は、「サンタマリアノヴェッラ」と言う名前の大きくて古い駅舎が、フィレンツェの街中にあるのでそこから乗車します。
何事もギリギリ行動な私にしてはめずらしく、前々日に観光をした際に駅に立ち寄ってカウンターで切符をとっておいたのであーる(自画自賛)。
ちなみに、.Italo(イタロ)の切符を買う手段は3つ。
- 駅の.Italo(イタロ)カウンターで対面で購入する
- 駅の.Italo(イタロ)の自動販売機で購入する
- インターネットで予約、購入する
.Italo(イタロ)カウンターで対面で購入する
フィレンツェの駅「サンタマリア・ノヴェッラ」を正面入り口から入場し奥へずんずん進むと、突き当たり左手に赤い大きな看板が目立つイターロのカウンターがあります。
順番が来たら乗車日時と座席のランク、人数をカウンターの人に伝えてチケットを発行してもらいました。
私はイタリア語は全く話せないし(「ありがとう」と「あの〜すみません〜」程度)英語も怪しいので、あらかじめiPhoneの画面に上記の希望項目を箇条書きして、一応口頭で伝えつつもその画面を見せたらスムーズに取ってくれました。
駅に設置された自動販売機で購入する
ボローニャ駅でチケットを取ろうとカウンターに並んでいたら、別の係の人が「こっちこっち」と呼んでくれて、真っ赤な自動販売機でささっとチケットを発行してくれました。
表記はイタリア語、英語とあと何ヶ国語かありましたが、日本語はありませんでした。英語がわかる人なら、日本の新幹線チケット販売機と同じように使えると思います。
余談ですが、ボローニャ駅の自動販売機で買ったチケット、翌日「もう少し観光したいな〜」と思いダメもとで駅に行ってみたら、乗車時間前でしたので同じ券売機で時間変更もさらっとしてもらえました。
インターネットで予約する
駅の中でチケットらしきプリントアウトをひらひらと持っている観光客を何人も見かけました。確実に席を押さえたい時にはこちらがベストかもしれませんね。
.Italo(イタロ)の予約サイトはこちらです。
上記のサイトは.Italo(イタロ)公式サイトですが、これ以外に観光会社や旅行会社が日本語に対応している予約サイト(外部)もありますので、日本語で安心して予約したい人はそちらをどうぞ。
ちなみに、この時の移動ではインターネット予約は使いませんでしたが、三ヶ月後にもう一度イタリアを訪問した際にはイターロのアプリをiPhoneに入れてアプリから予約をしました。
この時は、アプリをダウンロードすることでもらえたクーポンで、かなりお得に一等車に乗ることができましたよ。(記憶が定かではないのですが、確か片道20ユーロ程度はディスカウントされたと思います)
.Italo(イタロ)のアプリはこちら
.Italo(イタロ)の座席クラスはどれを選ぶ?
では、いくつか種類がある.Italo(イタロ)の座席クラスのうち、どれを予約するべきでしょうか。
Smart(2等車)、Comfort(広めの2等車)、Prima(1等車)、Club Executive(特等車)
何回か.Italo(イタロ)を利用し、Comfort以外のクラスに乗ってみたわたし個人の結論としては、海外からの旅行者が大きなスーツケースとともに乗車するなら、断然PrimaかClub Executiveをおすすめします。
最初にフィレンツェからボローニャまで乗ったSmartクラスは座席自体も、前の座席との感覚も、通路も非常に狭く感じましたので、2時間はかなり窮屈でした。
(この時はやや小さめだったとはいえスーツケースも通路に置くしかなく、迷惑だったかもしれません…。かなり混んでいたので、ボローニャでスムーズに降りられるかどうかちょっとドキドキしていました。全席予約式なので、通路に立っている人はさすがにいませんでしたが。)
Club Executiveの時は、座席のすぐ近くに専用の荷物置き場も設置されており、そこにスーツケースも置いておけるので安心でしたし、乗車前の待ち時間に駅の専用ラウンジも使えます。これもかなりゆったりと快適に過ごせたので、別記事でレポしたいと思います。
スーツケースなどの大きな荷物がない地元イタリアにお住いの方なら、膝や網棚の上におけるバッグだけ持って高速バスに乗るような感覚で移動するならSmartでじゅうぶんだと思います。
ちなみに、Primaに乗るとドリンクとスナック、Club Executiveに乗るとドリンクとサンドイッチボックスをキャビンアテンダントさんが運んできてくれます。これもちょっと嬉しいサービスですね。
都市から都市への移動時間もゆったり気分で楽しみたいならぜひ、PrimaかClub Executiveを!
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